5.各種アプリケーション・ソフトの開発
ご要望に応じて、環境関連、海事関連の便利なアプリケーション・ソフトの開発を行います。
▲アルゴフロートの分布状況(赤マーク日本放流)
以前は海洋調査と言えば観測船で行うのが常識でした。しかし、現在ではアルゴ・フロートと呼ばれる特殊なブイによって世界中の海の観測が自動的に行われています。
上図はフロートの分布状況を示したものです。アルゴ・フロートは通常2000mの深さで流れとともに漂流していて、10日ほどの時間が経つと自動的に各深度の水温や塩分を観測しながら海面に浮上して来ます。海面に浮上したフロートは観測結果を衛星経由で陸上の研究施設に送信しています。
こうしたデータはまだ広く活用されていないのが実情です。
2011年現在、約3000個のフロートが全球で活動しています。